iRobot社のBraava Jet m6(以下、ブラーバジェットm6)が突然動かなくなりました。タイヤを修理した経験談とSNSで見つけた解決策を紹介します。
ブラーバジェットm6が突然動かなくなった
2022年3月に購入して以来、ほぼ毎日のようにルンバとセットで使っているブラーバジェットm6。
ある日を境に突然走らなくなりました。
2年以上使っているのでバッテリーがへたってきたのかと思いましたが、エラー7(「車輪に問題があります」)が出ました。
ブラーバジェットm6が2日連続ホームから出ず。故障と思ったが、タイヤが摩耗で減ってツルツルになり、ホームのくぼみで空回りしていた模様。
— うなひ〜ど (@unahyd4gl17) November 17, 2021
修理は高そうなので、応急措置で、ハンズで買った薄いゴムを両面テープでくぼみに貼り付けると、摩擦力?で発進。
簡単にタイヤ交換できないかね。#ブラーバ pic.twitter.com/IpkWA9W1rc
エラー7が出たらやること
アプリのヘルプで表示されたのはこちら。
Braava jet mシリーズ:「車輪に問題があります。アプリでヘルプをご覧ください。エラー7」
エラー7は、ロボットが清掃を始めようとした時に、何らかの理由で左車輪の動きをロボットが感知しない場合に表示されます。
このエラーは、凸凹の面で清掃を開始した場合、または障害物で動けなくなった場合に発生します。Braava jet mシリーズを持ち上げて部屋の中央に移動させ、清掃を再開してください。デュアルバーチャルウォールを使用し、問題が発生するエリアに進入しないようにしてください。それ以外の場合は、左右の車輪を確認してください。
・左右の車輪に異物が挟まっていないか確認してください。
・車輪を上下に数回押して、車輪に挟まったゴミを振り落としてください。
・左右の車輪を手で素早く回して、車輪が問題なく回転し、両側の車輪の抵抗が同程度であることを確認してください。車輪を手で回すことが出来ない場合は、Braava jet m6を床に置き、手で前後に30センチほど動かしてください。
・エアーダスターが使用できる場合は、車輪にそっと空気を吹きかけます。
エラーが解消されない場合は、車輪の交換が必要な場合があります。
要するに、動かなくなったら
①本体を持ち上げて、別の場所に移動させて清掃を再開させる
→①で動かない場合は、
②左右の車輪に異物が挟まっていたら取り除く
③左右の車輪を手で回して、左右共に問題なく動くか、車輪の抵抗が同程度か確認する
をやってみましょう。
私の場合は①~③全てやりましたが、相変わらず動かないままでした。
タイヤのゴムを交換してみる
タイヤのゴムを交換してみることにしました。
楽天市場でもAmazonでも売っています。
プラスドライバーでネジを取り外します。
ネジを取ったら、次はタイヤを取り外します。
上が互換品(新しく購入したタイヤ)、下が純正品(元からついていたタイヤ)です。
上下比べてみると、互換品の方が溝が深いのがおわかりでしょうか?
すり減った純正品を新しい互換品と交換します。
これで無事に動いてくれたら良かったのですが、残念ながら少し動いて止まってしまいました。
類似商品のクチコミを片っ端から読みあさった結果、互換品は床材との相性次第ではドライモードの時だけ動き、ウェットモードでは滑って動かないことがあるようです。
我が家ではウェットモードのみの使用で、我が家の床材はフローリングとクッションフロアと人工大理石。
残念ながらどれも相性が悪く、ブラーバジェットm6は発進したと思ったらすぐに止まってしまいました。
カッターで溝を作ってみた
純正品のタイヤを検証した結果、左側のタイヤだけ異常にすり減っていることがわかりました。
ゴムがボロボロになったわけではないので、すり減った部分にカッターで切り込みを入れて溝を作ればまた動くのでは?
溝がないなら溝を作ればいいじゃない♪
思い立ったらLet’s try!
これでスムーズに動きました!!
ブラーバジェットm6の発進でタイヤ滑って失敗するようになってるなー
— ゆみみ@Where It All Began → (@y_yumimi) November 27, 2022
タイヤつるつるになってるならガザガザにしちゃえばいいじゃない
ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ・・・・
完成!!ヤッター
その他の解決策
ルンバと違い、ブラーバジェットm6には純正品のタイヤが無いのが現状です。
ブラーバジェットM6用の交換用社外タイヤがようやく発売された。
— てつ@仕事人 (@pro_hunter_g) April 22, 2023
純正パーツが無いのに摩耗して滑るのでゴムを貼ったりして運用してたけど、効果はいかほどか。 pic.twitter.com/83YENEstQE
もしカッターで溝を作っても動かなかったら、リファービッシュ品(メーカーによる修理品)を買おうかと思っていました。
カッターで溝を作るだけで動くようになったので、めでたしめでたし♪
3Dプリンターがあればこんなこともできるようです。
ブラーバのタイヤが摩耗して動かなくなったのので印刷した。自宅の3Dプリンタから補修部品が出てくるのは未来感! pic.twitter.com/U3IF2hCv0A
— Tsutomu Ohkura (@ohkura) March 12, 2021
以上、ブログ記事がご参考になりましたら幸いです♪
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