【速報】第124回加藤製作所株主総会@品川プリンスホテル レポート

※記事内に広告が含まれています。
※記事内に広告が含まれています。
株式投資

2023年6月29日、第124回加藤製作所(6390)定時株主総会へ行ってきました。

2023年6月29日 定時株主総会会場 品川プリンスホテル 加藤製作所 小糸製作所 エネシス

今日は株主総会集中日だったので、同じホテル内で複数の株主総会が行われていましたよ。

2023年6月29日 株式会社加藤製作所 第124回定時株主総会会場 品川プリンスホテル

加藤はYouTubeに公式チャンネルを持っていて、色々な動画を載せています。

同じ建設機械業界の小松製作所(6301)の後手に回ってはいるものの、加藤製作所も投資対象としてはまずまずの企業だと思っております。

私は会社員時代にコマツ、(株)クボタ(6326)、加藤と関わりがありましたが、いずれも割とまともな社員さんが多かったです。

個性的と言うか、エリート意識が高い人が多かったのは愛知県の某T社でした。(^_^;)

出席株主は約20名程度。

質疑応答。

Q:クローラクレーン事業があまりうまくいっていないのでは?

A:経営資源の使い方として利益率の高いところに集中させていて、クローラクレーンは少々製品が古いので集中させていなかった。

黒字化が進んだのでまさにこれから考えていくところ。

何かしら期待していただきたい。

Q:(中国出身の男性株主)中国のマーケットは厳しいと思うが中国および海外マーケットについて聞きたい。

A:昨年度に比べて今年は少し良くなると期待しているが苦戦している。中国の加藤の立場は10何年やっていて評価は高い。加藤のお客様を大事にして、当面赤字になって会社に迷惑をかけないようにし、将来再度中国が復活した際に収益基盤になるよう現在のところ存続していく。

他地域はアジア地区について強い実績を持っていたが、残念ながら中国メーカーが強くなって市場を徐々に奪われている。

会社の将来の飛躍に向けてグローバル市場を重要だと認識している。

詳細はご容赦いただきたいが、あらゆる施策を検討している。

その他アメリカ・ヨーロッパについてはしっかりしたステータスを持っているので、継続維持する。

私が会社員だった時から、日本製の建機は中国メーカーよりも質が高いということで、好んで購入する海外ユーザーが多かったです。

値段が安くても質が悪くて現場でしょっちゅうトラブルを起こして作業がストップしてしまうことを考えると、値段が高くてもきちんと仕事を続けられる商品が選ばれるのは当然ですね。

ただし中国メーカーも色々と研究して質の向上を図っているので、油断は禁物です。

10:28 総会終了。

湾岸地域から総会会場まで来るのに要した時間よりも、総会時間の方が少ないという展開に苦笑。

受付に展示されていた建機のミニチュア。

2023年6月29日 株式会社加藤製作所 第124回定時株主総会会場 品川プリンスホテル

奥はKA-1300R(クレーン車)、手前はHD820(油圧ショベル)。

社員さんが「Amazonで買えますよ」と仰っていたので調べてみたら、本当にAmazonで売っていました。

こういう建機のミニチュアはコアなファンがいます。

コマツの株主優待品は建機のミニチュアで、2023年はホイールハーベスタというマニアックな建機です。

以上、ブログ記事がご参考になりましたら幸いです♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました