大相撲本場所のチケットを取るにあたり、両国国技館の座席がわからない方向けの解説記事です。
溜席(タマリ席)
別名「砂かぶり」と呼ばれる席で、こちらは溜席4列目からの土俵の見え方です。
「Yes!Yes!高須クリニック!」でおなじみの”かっちゃん”こと高須克弥先生が座るのは溜席1~3列目の維持員席。
昔から定位置で見てます。何をいまさら。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) May 15, 2023
NHKの大相撲中継で有名人が何度も映る 高須克弥氏と西原理恵子氏が国技館の砂かぶり席で観戦 https://t.co/pW6t3bZdH8
同じ溜席でも座布団の色が違います。
緑色は維持員、赤色は一般客です。
気になる維持員のお値段は下記の通り。
維持費[3ケ年]
・東京地区 4,050,000円以上
・大阪、名古屋、福岡地区 1,125,000円以上
東京地区なら135万円/年になります。
溜席は土俵から一番近い席のため本当によく見えますが、近いがゆえに力士等が吹っ飛んでくる可能性もあります。
そのため15歳以下の方や身体の不自由な方は入場できません。
溜席は飲食禁止&応援タオルなどを使っての応援禁止&携帯電話禁止です。
このルールを知らずに応援タオルを掲げる観客もいますが、溜席では禁止行為です。
こちら↑は溜席ではNG行為ですので、皆さんはお気をつけください。
応援グッズを使って応援したいのであれば桝席以降の席を取りましょう。
桝席(マス席)S・A・B・C
(土俵周りの鉄パイプが無い緑と赤の座布団の席が溜席。)
桝席は1人桝~4人桝まであります。
4人桝を成人男性4人で使うとやや狭い感じです。
手前は2人桝ですが、こちらもゆとりがあるとは言い難いです。
ボックス席
ボックス席は4人用または5人用です。
国技館の1階最後方にあり、椅子とテーブルが付いているのがポイント高し!
膝が痛くて座布団を避ける人は結構いますので、そういう方にはボックス席や椅子席をオススメします。
ただしボックス席は桝席よりも後方にあるため、2階椅子席1列目の方が土俵は良く見えます。
張り切って大相撲を観たい方よりも接待向けの座席とも言えます。
椅子席(イス席)A・B・C・D
椅子席は全て2階です。
椅子席の正面1列目を取れたらTV中継と同じような感じで観戦できるので、かなり良いと思います。
こちらは椅子席1列目からの見え方です。
溜席4列目からは下から見上げるような見え方でしたが、2階椅子席1列目は上から見下ろすような見え方になります。
椅子席1列目は非常に良い席で人気があるため、お茶屋さん経由か強運の持ち主でないと入手はほぼ不可能です。
溜席や桝席の座布団が無理な方はボックス席か椅子席しか選択肢がないので、どちらかを選ぶことになります。
椅子席B~Dは土俵から遠くなりますが、国技館はうまい具合に傾斜がついているのでちゃんと見えます。
私が初めて椅子席Dに座った時の感想は「あ、思ったよりも見える!」でした。
貴賓席
皇族専用席で、ロイヤルボックスとも呼ばれます。
2階の正面1列目でTV中継と同じ方向です。
皇族に限らずVIPが観戦に来る場合、国技館入場の際に手荷物検査があったり警備員やSPの数が増えたりします。
記者席
記者やカメラマンはタダで大相撲観戦できていいな~と思いますよね。
私も長い間ずっとそう思っていました。
ところがそれは大きな間違いで、記者やカメラマンもチケット代を払って取材しているのです。
2階カメラマン席の前には転落防止籠が設置されています。
以上、ブログ記事がご参考になりましたら幸いです♪
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