SNS活用で勝敗が分かれた中央区議会議員選挙2023

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湾岸ライフ

2023年4月23日、中央区議会議員選挙が行われました。

自民党が強い中央区で維新の会がトップ当選というのが驚きでした。

30位(当選)と31位(落選)の差はたったの13票という大接戦。

惜しくも落選してしまった31位の富永一(とみなが・はじめ)元区議。

普段は飲食店経営者&お祭り好きの気の良い兄貴っぽい感じなのですが、Twitterで区民と町会ネタでバトルしていたのが悪目立ちしてしまいました。

(※当該ツイートは既に削除されていて、現在は見られず。)

先生のお立場、お考えがよくわかりました。憶えておきます。

落選の理由はこれらのツイートだけではないでしょうが、多少の影響はあったのではないでしょうか?

やり取りしている相手だけでなく多くの人がこのやり取りを見ており、その中には「先生のお立場、お考えがよくわかりました。憶えておきます」と思った方もいたことでしょう。

富永一元区議と同じく、2022年11月7日にTwitter上で区議や区民とバトルを繰り広げた田中耕太郎区議。

ご本人はどこまで認識しているかわかりませんが、こういうやり取りは自分が思っている以上に見られているものです。

そんな田中耕太郎氏の「平均寿命を超えた方に公費投入はやめるべき」というツイートに関し、所属の中央区議会自民党より1年以上無期限の役職停止処分が下され、無期限のTwitter利用停止を公表しました。

中央区は若い世代も多いですが、選挙で投票に行く人口は圧倒的に高齢者が多い為、自民党としては決して見過ごせない発言だったのだと思われます。

後援会や地元町会も高齢者ばかりですから、票を入れてくれそうな人を優遇するのでしょう。

その一方でTwitter使いが上手だったのは、ほづみゆうき区議。

データ分析を駆使して、区民へ情報をわかりやすく届けるツイートが印象的でした。

選挙前にジャーナリストの有本香さんが発射したツイート。

中央区は人口増の区ですが、多くがタワマン族で政治に関心ありません。

特に不満がないということでもありますが。

https://twitter.com/arimoto_kaori/status/1647849506501984256?s=20

何を根拠にタワマン族は政治に関心が無いと断言しているのかわかりません。

有本さんのイメージでは、「タワマン族=政治に関心が無い」ということはよくわかりました。

牧内しんご氏が晴海2丁目(晴海タワマン3兄弟の地)から立候補し、晴海を地盤としていた渡部博年元区議と票の取り合いとなった結果、両者とも落選となりました。

過去9回当選を果たしている渡部博年元区議が落選したのは驚きでした。

最多当選の押田まり子区議(1946年生まれ・77歳)が81歳まで区議を続けられるかわからないため、今回はさすがに落選するかと思っていました。

今回の選挙は晴海フラッグ入居前でしたが、次の選挙は晴海フラッグ入居後です。

晴海フラッグはひとつの村のようなものですから、次は晴海フラッグを重点的に選挙活動を進めるのが効果的だと思います。

開票日の夜に行われた高橋元気区議による「2023統一地方選挙開票見守り配信」をリアルタイムで聞いていましたが、なかなか面白かったです。

佐藤敦子元中央区議や田中耕太郎区議なども参加して、党や世代の垣根を越えてのトークは聞きごたえがありました。

富永一元区議や田中耕太郎区議も実際に話してみたら「いい人」なのだろうと思います。

富永一元区議は迷子のインコを保護したツイートで動物好きで心優しい一面を持つことが話題になりました。

区議選前だったら選挙の結果も変わっていたかもしれません。

文字情報だと誤解を招くこともあるので、SNSはもう少し慎重に使った方がいいですね。

以上、ブログ記事がご参考になりましたら幸いです♪

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