岸田ノートがメルカリに多数出品される
岸田ノートがメルカリで多数出品されているとニュースになりましたね。
自民党岸田派が18日に開いた政治資金パーティーのお土産のノートが話題です。岸田文雄首相が「聞く力」の象徴としてアピールした「岸田ノート」と同型で、3000冊を用意して参加者に配布したところ、フリーマーケットアプリのメルカリに出品が相次ぐ事態となっています。https://t.co/ss5MX5MRGf
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) May 19, 2022
昨日のニュースに取り上げられていたせいか、先ほどメルカリをチェックしたら出品数が増えていた上に価格も高騰していました。
岸田ノートとは?
第101代内閣総理大臣の岸田文雄首相が愛用しているノート。
聞く力をアピールする岸田首相は、人々から聞いた話や自分の考えなどをこちらのノートに書きためているそうです。
具体的にどんなことが書かれているか見てみたい気もします。
岸田ノートのメーカー・サイズ・製造国
岸田首相が愛用しているのは、東京都港区虎ノ門にある文具・事務用品のプラス株式会社(PLUS CORPORATION)が販売しているA6サイズのノートです。
包装単位 : (冊):20/240
材質 : 本文:100%植林木上質紙
規格 : A6
枚数 : 48枚
綴じ仕様 : 無線綴じ
罫内容 : B罫6mm 21行
坪量(本文) : セミB5=70g/㎡、A6=70g/㎡、A5=70g/㎡、A4=90g/㎡
引用元:PLUS WEB CATALOG | ノート | ノート | 76-720
132円(税込)という何ともリーズナブルなお値段。
日本製ではなくインドネシア製ということでSNSで批判も出ています。
しかも、これインドネシア製のようですね。
— 工場長 (@dakkyo58703321) May 19, 2022
なんで日本製を使わない…。
どこの国の総理なんでしょうね? pic.twitter.com/RTP4Q2kMuJ
岸田ノートが配られたパーティーとは?
2022年5月18日に岸田首相が会長を務める宏池会(こうちかい)の政治資金パーティーで配られました。
宏池会は1957年に池田勇人後援会として結成された組織で、自由民主党の派閥のひとつです。
最古の派閥とあって、数多くの首相を生み出しています。
宏池会に限らず、どこの派閥や議員でも政治資金パーティーはよく行われています。
参加方法は意外と簡単で、お目当ての党や会に所属している知り合いの議員や地元の議員(含む秘書)に参加したい旨を連絡すれば良いだけです。
参加費の相場は2万円で、5月18日に行われた宏池会の政治資金パーティー参加費も2万円。
メルカリに出品する人・購入する人・批判する人
知り合いの記者に聞いたところ、政治資金パーティーに取材で行ってもお土産は頂けないそうです。
ですので、出品者は宏池会のパーティー参加者または参加者からもらった人と考えられます。
国会議員ではありませんので悪しからず。(^_^;)
この事態を喜ぶ岸田さんって頭おかしいんじゃないか?国会議員が売りに出してるという事なの?とっても恥ずかしいぞ🤪
— 🎌ニシさん🎌【日本を愛する仲間たち】 (@yukari33956) May 20, 2022
岸田ノート、メルカリに出品相次ぐ 派閥パーティーのお土産:時事ドットコム https://t.co/kOCaBj3wth
メルカリで「岸田ノート」出品のコメント欄を見てみます。
参加費が2万円ですので500円には下げられません
ほかの出品者の方も1万円ほどから2万円までお値段が様々ございます
引用元:メルカリ
ニュースで取り上げられたこともあり一時的に価格が高騰しているようですが、参加費が2万円だったのでそれくらいの価格を付けている人が多いようです。
購入者は会に参加できなかった熱烈な支持者とかでしょうか?
これに関してはコメント欄を見ても良く分かりません。
メルカリから岸田ノートの出品禁止のお知らせは出ていないため、現時点では出品禁止商品とは見なしていないようです。(2022年5月20日現在)
とはいえ、話題になると批判もつきもので悪質なコメントもちらほら。
ヤフオク・ラクマ・PayPayフリマでの岸田ノート出品状況
ヤフオクで「岸田ノート」を検索した結果。(2022年5月20日 13:00時点)
→15件。
ラクマで「岸田ノート」を検索した結果。(2022年5月20日 13:00時点)
⇒0件
PayPayフリマで「岸田ノート」を検索した結果。(2022年5月20日 13:00時点)
⇒2件
メルカリが一番手数料が高いにも関わらず、出品数が最も多い結果に。
ちなみに2万円で出品した場合、
【メルカリ】
20,000円-2,000円(販売手数料10%)-175円(送料)=17,825円
【Payフリマ】
20,000円-1,000円(販売手数料5%)-170円(送料)=18,830円
同じ2万円で販売しても出品先次第で1,005円の差が付きます。
岸田ノートを出品された首相の気持ちは?
岸田首相は「それだけ評価されて大変ありがたい」と発言したそうです。
132円x3000冊=396,000円。
これに岸田首相サインの印刷代が加算されていると思われます。
岸田ノート出品についてはテレビやネットニュース、SNSで数多く取り上げられたので、広告宣伝費と思えば安いものでしょう。
岸田ノートを配布したことで自民党や宏池会の良い宣伝になったので、一番得をしたのは岸田首相ではないでしょうか?
岸田首相の「大変ありがたい」発言には、そういう意味も含まれているのかなと思いました。
政治資金パーティーのお土産「岸田ノート」、メルカリで2万円もhttps://t.co/gnx2vWS1JJ
— 毎日新聞 (@mainichi) May 19, 2022
首相は出品されていることについて「大変ありがたい。それだけ皆さんに評価していただいた」と周辺に話しています
岸田ノート本気でほしい。このノートに書かれた銘柄は24時間以内にストップ安。 pic.twitter.com/60myLHCqyn
— おしん (@oshinchan93) May 19, 2022
今メルカリ見たけど、もはや3000円では買えなくなってた笑
— ブンニー@文系大手からITベンチャー (@mjw5nNXGJauPQGR) May 19, 2022
でも、すぐに出席者に所持チェックすれば誰か裏切り者かわかるから、良かったんじゃない?? https://t.co/j21JtHpmmx
メルカリにたくさん出てる→たくさん出てるなら安くなるが合理的な考えなんだけど、逆に価格が上がるのが人間の経済行動の不思議なところですね。 https://t.co/XALFa4E9IE
— runochecv (@runochecv) May 19, 2022
以上、ブログ記事がご参考になりましたら幸いです♪
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