シネスイッチ銀座でドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」を見てきました。

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湾岸ライフ

お友達からドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん」を熱烈推薦されたので、見に行ってきました。

映画『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』公式サイト
2022年3月25日(金)より全国順次公開!|2018年に公開され20万人を超える大ヒット、日本中を深い感動で包んだ物語から4年。結婚生活60年を過ぎた90年代夫婦の生きる道。

湾岸エリアから一番近い上映館は、シネスイッチ銀座

多くの映画館では毎週水曜日がレディースデー(料金1,200円)ですが、シネスイッチ銀座毎週金曜日がレディースデー(料金は950円)です。

シネスイッチ銀座
東京の銀座にあるミニシアター、シネスイッチ銀座の公式サイトです。世界各国の良質な映画を多数上映しています。ここでは過去・現在・今後の上映作品の紹介や作品解説、上映予定やチケット販売など、各種情報を発信しています。随時、更新しています。

「2階席はスクリーンを見下ろす感じ」と言われましたが、私にはちょうど良かったです。

シネスイッチ銀座2階席1列目からの眺め。

次にシネスイッチ銀座で映画を見る際は2階席にしようと思いました。

映画「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」を見て思ったこと。

痴呆症になった母親の介護の話と聞いて、「きっと暗い内容なんだろうなぁ。将来の勉強にもなるし、とりあえず見に行ってみるか~」とあまり期待していませんでした。

シネスイッチ銀座にあったポスター。監督&ひとり娘である信友直子さんの直筆メッセージ入り。

ところが、どっこい!!

90代半ばのお父さんが認知症になったお母さんのために色々と奮闘する、始めから終わりまでずっと愛があふれる物語でした。

いわゆる老老介護なのですが悲壮感はなく(そういう編集をしたのかもしれませんが)、家族愛について考えさせられます。

お父さんは1920年(大正9年)生まれで、100歳を迎えたご高齢。

年齢を重ねれば重ねるほど自分の考えに固執して頑固になりそうなものですが、このお父さんは驚くほど前向きで柔軟な思考の持ち主です。

今までお母さんにまかせっきりだった家事を一人でこなせるようになり、お母さんのお見舞いに毎日片道1時間かけて通うお父さんの姿を見ると、100歳近くなってもここまでできるのかと驚きました。

もちろん、大前提としてお母さんへの愛情があると思います。

ネットで関連記事を読んだら、お父さんは戦争で徴兵を経験されたそうで、そういう過酷な経験をされた人の方が考え方が前向きで柔軟なのかもしれません。

こんなにお父さんから愛されて、お母さんはしあわせだったろうなと思います。

元々はテレビのドキュメンタリー番組として放送されていて、そこから映画になり、本作品は映画第2作目だそうです。

本も読んでみましたが、映画とはまた違う学びがあります。

映像だとまず視覚から入ってきますが、文字はゆっくりじわじわと時間をかけて心に沁みこんでいく感じです。



映画のパンフレットには「はじめての看取り看取られガイド」なるページもあり、非常に参考になりました。

誰しも母親から生まれてきた生き物で、親やパートナーとの別れは避けられないものです。

辛い現実から目をそらしたい気持ちも分かりますが、まずはこの映画で”広島に住むある家族”の介護を見て、そこから色々と感じてもらえたらと思います。

作品の中でも登場した広島県・呉ポポロシアター。

以上、ブログ記事がご参考になりましたら幸いです♪

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