お友達からドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん」を熱烈推薦されたので、見に行ってきました。
湾岸エリアから一番近い上映館は、シネスイッチ銀座。
多くの映画館では毎週水曜日がレディースデー(料金1,200円)ですが、シネスイッチ銀座は毎週金曜日がレディースデー(料金は950円)です。
「2階席はスクリーンを見下ろす感じ」と言われましたが、私にはちょうど良かったです。
次にシネスイッチ銀座で映画を見る際は2階席にしようと思いました。
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」を見て思ったこと。
痴呆症になった母親の介護の話と聞いて、「きっと暗い内容なんだろうなぁ。将来の勉強にもなるし、とりあえず見に行ってみるか~」とあまり期待していませんでした。
ところが、どっこい!!
90代半ばのお父さんが認知症になったお母さんのために色々と奮闘する、始めから終わりまでずっと愛があふれる物語でした。
いわゆる老老介護なのですが悲壮感はなく(そういう編集をしたのかもしれませんが)、家族愛について考えさせられます。
お父さんは1920年(大正9年)生まれで、100歳を迎えたご高齢。
年齢を重ねれば重ねるほど自分の考えに固執して頑固になりそうなものですが、このお父さんは驚くほど前向きで柔軟な思考の持ち主です。
今までお母さんにまかせっきりだった家事を一人でこなせるようになり、お母さんのお見舞いに毎日片道1時間かけて通うお父さんの姿を見ると、100歳近くなってもここまでできるのかと驚きました。
もちろん、大前提としてお母さんへの愛情があると思います。
ネットで関連記事を読んだら、お父さんは戦争で徴兵を経験されたそうで、そういう過酷な経験をされた人の方が考え方が前向きで柔軟なのかもしれません。
こんなにお父さんから愛されて、お母さんはしあわせだったろうなと思います。
元々はテレビのドキュメンタリー番組として放送されていて、そこから映画になり、本作品は映画第2作目だそうです。
本も読んでみましたが、映画とはまた違う学びがあります。
映像だとまず視覚から入ってきますが、文字はゆっくりじわじわと時間をかけて心に沁みこんでいく感じです。
映画のパンフレットには「はじめての看取り看取られガイド」なるページもあり、非常に参考になりました。
誰しも母親から生まれてきた生き物で、親やパートナーとの別れは避けられないものです。
辛い現実から目をそらしたい気持ちも分かりますが、まずはこの映画で”広島に住むある家族”の介護を見て、そこから色々と感じてもらえたらと思います。
作品の中でも登場した広島県・呉ポポロシアター。
🎬『ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえり お母さん〜』
— 呉ポポロシアター (@kurepopolo1) May 8, 2022
🌷 5/18(水) 10時15分〜 の回上映後
信友直子監督とお父様の良則さんによる舞台挨拶 & サイン会🎶
【お問合せ→☎0823-24-6609】
🍀感染症予防対策を徹底し お待ち申しあげます🙇 pic.twitter.com/cRlsnLuQvK
本日は高田世界館さんで
— 💛サンシャイン☆💛 (@negiroad) May 8, 2022
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。〜おかえり、お母さん〜」
を鑑賞。
監督自らの両親の老いをリアルに紡いだ作品。お父様のお母様や一人娘の監督への言葉や日々の姿に溢れる家族への愛情に、自然と涙が溢れてきました。
老若男女を問わずオススメしたい作品です。 https://t.co/VlII3PvWA3
今日は、"母"にちなんだ投稿をたくさんお届け中💐
— なかまぁる編集部 (@nakamaaru_asahi) May 8, 2022
映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」。
老夫婦と、東京で仕事をするひとり娘の物語。
出演・監督・撮影・語りを兼ねる信友直子さんは、「認知症になったら終わり、ではないことを知ってほしい」と語っています。https://t.co/CCEQLMZxI0
【近日上映!】
— 高田世界館(明治築の洋風建築) (@takadasekaikan) May 5, 2022
5/7(土)〜5/20(金)
『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』
認知症になっても変わらない愛情…
90代夫婦の生きる道!
自身の両親の老老介護の様子を収めた『ぼけますから、よろしくお願いします。』のその後を追った記録。 pic.twitter.com/NpHG9lguqE
以上、ブログ記事がご参考になりましたら幸いです♪
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