UNIQLO TOKYOへ行った際、「天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常」を見つけました。

写真左下に写っているのは、この本の前に出版されたのが「天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々」。
この本で取り上げた161人のうち女性が27人しかいなかったことを著者が「大きな欠陥」と捉え、女性編を書くに至ったとのこと。
紹介されているのは殆どがアメリカやイギリスの女性アーティストたちなのですが、その中に草間彌生さんも取り上げられていて、日本人としては誇りに思います。
世間的には成功者と思われている作家、詩人、画家等のアーティストたちが紹介されているのですが、どなたもなかなか波乱万丈な日々を送られていまして。(^_^;)
章のタイトルに「退屈をとるか苦難をとるか」とありますが、まさにその通りだなと感じました。
私はこれまでに多くの偉大なアーティストや知識人に会ってきたし、いわゆる成功した人々にも会ってきた。けれど幸せな人だといえる人にはひとりも会ったことがない。もちろん、自分は幸せだと見栄を張る人はいたけれど、少しでも洞察力があれば、その仮面の後ろに、同じような不安と苦しみが存在することがわかる。
―アメリカ人舞踊家 イザドラ・ダンカン(1878-1927)
「天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常」 Page 86
大きなものを得ると、失うものも大きいのでしょうか。
おお~と思ったのが、男性社会で働く女性の上手な生き方。
男性はえらそうにする女性を嫌うから、命令するんじゃなくて提案するの。
「ねえ、みんな、お母さん困ってるの。こういうことをしたいんだけど、やってくれるかしら。なんか変な感じよね。わかってる。でも、お母さんのためにやってくれない?」
こんなふうにいうと、男性はやってくれる。そのほうが協力してもらいやすいわけ。
―アイダ・ルピノ(1918-1995)
「天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常」 Page 126
ガラスの天井に悩まされている女性たちには、ぜひこのテクニックを仕事に使っていただきたいと思いました。
そして、私も会社員時代にこのテクニックを使っていれば、もう少し会社生活が楽だったかな~なんて気もします。
訳者は金原瑞人氏と石田文子氏。
前者はあの「蛇にピアス」で芥川賞を受賞した金原ひとみ氏の父。
作家というアーティストの娘を持つ父親として、金原氏が翻訳をしながらどんな気持ちになったのかちょっと気になりました。
「天才たちの日課 女性編」からドロシー・パーカーの電報。
— 山崎まどか (@romanticaugogo) May 29, 2021
分かりすぎて本当に本当に辛い。 pic.twitter.com/5Y8vY2KTCP
『天才たちの日課』という本で、男性作家は日々のルーチンを守るために家族に全力で協力させてたのに対し(主に妻子)、女性作家は家事育児の合間に必死に〜 ばっかで「別のモノが可視化されておる!!!!!」という風になったのを思い出しました。
— 〇〇怪獣 バスコドン (@vasco_1970) May 31, 2021
前作(天才たちの日課)は読んでないんだけど、元旦から読んでたこちらを読了。年の初めに読んでこんなに励まされる本は他になかったのでは!というくらい、いま読めてほんとによかった〜あとから読み始めて先に読み終わった「料理と利他」もつながるところがあり、なんだか幸先よし。 pic.twitter.com/XP7aJJpzS5
— 半月舎 みこしば (@mikosoba) January 16, 2021
以上、ブログ記事がご参考になりましたら幸いです♪
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